火災保険についての考察 Pt.2 セコム損保 前編 | マイペースなマイホーム計画@ウィザースホーム

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20代後半、家族のために頑張ります。

余談からスタートします。

損害保険の社名って似たり寄ったりな感じがしませんか?
○○海上保険
○○火災保険
○○損害保険

実は、損保会社の名前は法律によって制限されています。



保険業法 第一章 通則

(商号又は名称)

第七条  保険会社は、その商号又は名称中に、生命保険会社又は損害保険会社であることを示す文字として内閣府令で定めるものを使用しなければならない。
 保険会社でない者は、その商号又は名称中に保険会社であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。 



この「内閣府で定めるもの」に火災保険、海上保険、損害保険が含まれております。
損害保険の始まりは「海上保険」と言われています。
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/marine_site/info/history.html


改定前の保険業法では「主な取扱の保険」を社名に入れる必要があり、主に取り扱っている保険を社名に入れていたため、歴史がある会社は○○海上保険、○○火災保険と名乗る傾向にあります。



さて、話しを本筋に戻そうと思います。
保険の内容などについては様々な方が書かれているので、今回の記事は約款の内容を中心にしたいと思います。

※火災保険についての知識はありませんので情報が誤っている可能性がございます。参考程度にご覧ください。

○セコム損保
インターネット見積もりで価格と補償の面で魅力を感じました。
火災保険についてはブログで書くことにより掘り下げて調べていくと思うので、最初に興味を持った会社なので最初に調べてみることにしました。

まず約款の用語説明から

非常に丁寧に説明してあり、好感が持てます。



「ご契約時などにご注意いただきたいこと」で気になる点がありますので書いてみたいと思います。

1.日本国内にある専用住宅(住居のみに使用される物件をいいます。)
→自営業等、自宅で勤務をする方は対象とならない可能性があります。

2.
1個または1組の価額が30万円を超えるもので、損害額が1個または1組について30万円を超える場合は、その損害額を30万円とみなします。
→1組の考え方は損保会社によって異なります。代表的なのは一眼レフカメラです。
高額なカメラレンズであっても、カメラ本体がないと撮影が出来ないため本体と併せて1組になる可能性があります。


損害保険は「損害」に対する保険となるため、複数の保険会社と契約をしても損害額以上の補償を受けることはできません。(利益を得ることは出来ないのが損害保険です)


家財一式については、1個または1組の価額が30万円を超える場合は上限額が30万円になります。
貴金属、宝玉および宝石ならびに書画、骨董、彫刻物その他の美術品(貴金属等)については時価額での算出となりそうです。時価額の算出については公表していないと思われるので記すことは控えたいと思います。

①と②については会社指定の資料があるかと思いますので、自己連絡後に郵送で送られてくると思います。

③については注意が必要かも知れません。
損害の写真を残していない場合は、損害の程度を絵に描いて提出する場合があります。

また、ウの交通費については公共の交通機関に限るのか、タクシーが含まれるのが記載がありません。(どのようなケースを想定しているのかも不明です)
バス、電車については領収書がないので使用日時を書きとめる必要があり、自家用車を使用した場合(補償対象であれば)車の車種、年式、燃費、走行距離、駐車場代の証明が必要になります。(ガソリン代も対象であれば)



今日はここまで!
次回はPt.3 中編へ続く予定です!



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